へブバン4章前編及び公開済みイベントストーリー、メモリーストーリーの考察

4章前編公開から2ヶ月以上経て、もうすぐ前編クリア前提の断章も公開予定なのでまた考察をしていきたいと思います。もちろん公開済みのイベントストーリーやメモリーストーリーを含むすべてのシナリオのネタバレがたっぷりあるので未読の方は読まないように注意してください。

 

 

新たな判明したこと

 

キャンサーとナービィ

キャンサー襲来は約50年前、ナービィはほぼ同時期に存在が知らされた。キャンサーは隕石を装って落下し地下に潜って繁殖したが、ナービィは一方的にワームホールを通じて来てた。

 

ナービィの生態

ナービィは他の種と共生していく本能として、相手のDNAを取り込むことで姿、人格や記憶をコピーする。その際本人の人格が違和感を感じないようにする。人間にとっての致命傷を受けたらナービィに戻る。転写した生き物は老いない、姿に大きく変化はしない。

 

セラフ部隊とナービィ

ナービィを利用して優秀なDNAを取り込んでセラフ部隊(と支援のスタッフ)になってキャンサーと戦わせる人・ナービィ計画が立案され、12系が始めて部隊が成立して、最新の31世代が29年前の人間。コピーした際は人・ナービィと呼ばれ、ナービィに戻ったあとはロスト・ナービィと呼ばれる。コピーした際にコピー用のDNAが使い果たし、ロスト・ナービィは二度と人・ナービィにならないと上層部がそう伝えたし、手塚司令官は戦死したセラフ隊員をもう一度目にしたことはない。

 

軍の実態

上層部は少し前まで本気で戦ってきたが松本拠点とイージスタワー陥落により戦意を失い、一部富裕層を連れて北にいるシェルターに逃げ込み、監視と一方的な連絡を使ってセラフ部隊だけ戦わせた。部隊側から連絡ができないからそっちの状況はまったくわからないし、具体的な運営と作戦はすべて司令部独自で行われる。

 

司令部の思惑

手塚司令官は真実を知った際すごく混乱したけど自分の誇りのために戦い抜くことに決意し、真実を知ったセラフ隊員の望みもできるだけ尊重し、不便ながらもできるだけ戦いに降りる隊員の生活を支える。七瀬は手塚を信じ彼女についていくことを決めた。彼女たちは真実を知った31Aたちの意思を尊重しつつできるかぎりのサポートをしつづける。

 

東城つかさの過去

ずっと人・ナービィ計画を反対する母の東城つむぎの原因不明な凸の死から軍の陰謀と疑ったつかさが母の死を究明するための諜報組織を作り上げ、途中でバレて拘束されたが、いずれ人・ナービィとして復活させると信じて先に自身で記憶を封じ、解除用のネックレスを用意して軍の目を欺けまた真相を追求すると企む。ただ記憶を封じたつかさはなかなか封印を解けてくれない上に定着が長く続かない。

 

朝倉可憐の過去

学校の斡旋チームに巻き込まれ、罪悪感を感じなくて殺人するための人格のカレンちゃんを生まれた。その事実を受け入れたことで意識が完全にカレンちゃんに乗っ取られたが覚醒つかさによってカレンちゃんを無力され再び戻った。

 

国見タマの過去

戦艦の艦長になるべくしてデザイナーズベイビーとして生まれ、ずっと乗組員の命を背負って誰にも心を許さなくて戦ってきた。31Aに入ったからマスコットとして扱って愛され心地よさを感じみんなのために戦うと決意した。

 

逢川めぐみの過去

まったく自信がない小さい時に自身にサイキック能力があると発見しちやほやにされたが大きなサイキック組織に入り、自身の能力なんて本物と比べてちっぽけすぎと気づきまたふさぎ込んだ。でも名高き予知能力者の組織のトップに全員に向けて自分が救世主と言われてまた頑張れると思ったが真実を知り、すべての支えが崩れ去れ生きる気力をなくした。

 

いろっちー

全編に通していろっちーの様子がおかしい。おそらくDay0のヘリポートから戻って学舎正門前の時の会話を聞かれ(すこしだけいろっちーを映った)、気になって尾行し詳しく聞かれたと思う。




人類残存メーター

やっと少し触れた。現状では微増がつづいてセラフ部隊の奮闘の成果が出たという。

 

前の考察について

考察リンク

2章まで:

ヘブバンのちょっとしたストーリー考察 - genyoupegasusの日記

3章まで:

へブバンの3章までのちょっとした考察 - genyoupegasusの日記

報告書イベント:

へブバンのイベント「行動観察報告書第1186号」のストーリーについて気になること - genyoupegasusの日記

 

時系列

2章終わった時点でいろいろな不審点からストーリー上の現在はキャンサー襲来及びセラフ隊員たちの記憶からずいぶん経ったと考察したが、あとでプロローグのタマを知ってる元乗組員やイベントに出たみさりんのおじいさんと大島一千子が残した絵馬から見てそうじゃないかもしれないと思った。でも実際はやはり当初の考察通りかなりの年月が経った、元乗組員も同じく人・ナービィだったし、イベントについてはまた世界観に秘密を隠されてるかもしれない。ただ考察ではセラフ隊員がナービィを中継にして転生させ永遠に戦わされるが実際は死んだら二度と戻らない(と言われてる)のでちょっと悔しいけどそこまで残酷じゃないのがちょっとホッとする。

 

つかさ

つかさとつかさの母がとんでもない計画を実行した一環でつかさの記憶を封じて潜り込ませたの推測したがそんなことはまったくなく、ただの復讐鬼だった。でもつかさの母の死にはまだまだ秘密が隠されてる気がする。

 

司令部

結局どっちかというと司令部もセラフ隊員側だった。軍隊の統率を保つために秘密を隠したがキャンサーを倒し人類を守る目的は一致している。上層部についての情報は完全にないのでさらに大きい秘密を司令官から秘匿する人物があるかは不明だがありそう。

 

気になること

ナービィとキャンサーとの関係性

同じ外宇宙生命体として似たようなタイミングで地球に現れるのはさすがに無関係とは言わないと思う。あとナービィの発見については教えられていないのでキャンサーの侵入との差も気になる。キャンサーは隕石を装って地上に潜り込んだが、ナービィはどうだったのかな。ワームホールで直接大気圏内に現れたのか、それとも地球付近に出てキャンサーと似たような形で大気圏突入したのか。現実的に考えてキャンサーもさすがに外宇宙からずっと飛んで来たわけじゃないし同じく先に地球付近にワープしたあとに突入したほうが可能性高い。

転写について

ロスト・ナービィは二度と人・ナービィになれないと説明した時、転写した際にDNAを使い果たしたと説明したが、それは結局どっち側のDNAなのかちょっと曖昧。優秀の遺伝子の方のDNAなら、たしかに二度とこの人物を転写することは不可能になったが、ロスト・ナービィが他のDNAを取り込んで他の人物を転写することはできるはず。ちょうどナービィ側も保存側も一回の転写で使い果たすのもなんか作為的だし、死んだらナービィに戻れるのもなんかひっかかる。

 

手塚について

やはり軍隊じゃなくセラフ隊員の味方ですが、U140のイベントのラストだけじゃなく、フラットハンドが第三形態に移行する前の射出口確保指示のあとに謎の沈黙があった。まだキャンサーについての秘密を隠したようだ。




イベント、メモリーストーリーについて

スマホゲーは定期的に掘り下げ用にイベントストーリーを用意することが必要で、メインストーリー上発生タイミングがまったくないけどそんなこと実際あったように描く必要があるのがわかってる。へブバンもイベントはもちろん、メモリーストーリーも樋口のような時間間隔がかなり長いのが代表的にあきらかに実際に起こるはずがないものがいくつもあった。でも最近になって、メインストーリー、イベントストーリーとメモリーストーリー三者にそれぞれ他のストーリーに関連するものが出てきた。これは非常に気になるところ。特に蒼井のメモリーストーリーの冒頭はあきらかに匂わせてる。後述の時系列の気になることも合わさって世界の秘密に関わりそうだ。

 

時系列について

司令官の話ではキャンサー襲来は50年前のことで31世代は29年前の人間。まず29年という精確な数字にも気になったし、襲来の時にもかなり時間が経ったことも。複数のセラフ隊員に襲来以前の記憶があるし、襲来時の記憶もあるので、29年前ってのは死んだ時のことの可能性が高い。ならこの長い間に彼女たちは何をしたのか、なぜ30年ぐらいじゃなく29年前に死んだのか。そもそもつかさの話なら捕まったあとにすぐ殺されるはずなのになぜこの世代として蘇るぐらい生き延びった。

 

天啓について

最新のイベントでは明かされた後で絶対正しいと判明する謎の声を前触れもなく聞こえるというユイナ先輩。出身も覚えない日本人と思えない顔立ちからジャンヌ・ダルクの転生とみゃーさんに言われるが、同じかもしれない現象は月歌にも2章のDay25の起きる前に起こった、しかも声はユッキーと猫の鳴き声。ただロータリモール戦直前の首筋のザワーを含むてもそれ以外は起こったことはない少なくとも頻繁的なものじゃない。それでもこの似たような現象が起きることに関連性があるはずだ。

 

推測

 

前はタマの前もみなさんと一緒に戦った発言や廃れたスタジオからセラフ隊員転生説を出した。それは違ったと判明したが、時系列も判明したことから、生きてる間のオリジナル月歌たちがこの基地で戦った(あるいは戦いに協力した)のではないかと思う。そしてそれは月歌が2章のDay25に聞こえた声、ユイナ先輩の天啓、そして記憶の庭にも関係があると思う。すごい預言者が関わったこともありえるし、そもそも本当にオリジナルが死んだのかどうかも定かではないかと。可能性は低いが、そもそも記憶の庭ってのは人・ナービィの月歌の記憶をオリジナルに蘇らせるための場所かもしれない。もしイベントやメモリーストーリーも全部実際に起こったこととして扱うなら、この世界は作られた実験用世界の可能性もまだある。

 

他感想や今後の展開の予測

 

いや、さすが麻枝さんですね、さっそく希望をことごとく潰してくる。ただそれと同時にいろいろ判明したから新たな可能性が出てきた。でも31Aにとってはまさに絶望の真っ只中なのにそれぞれ立ち直ててよかった。最後のめぐみんの選択には最初見た時、この状況だから死んだじゃないけど二度と会えない可能性きわめて高いし、こんな心境で去るならむしろ蒼井や蔵の方がよかったまであると思ったけど、振り返ると山脇の借りを返すフラグもあったし、預言者の言うとおりめぐみんは絶対に救世主だと思うからやはりこのまま終わるわけではないと思う。

どれぐらい時間が必要かわからないが帰ってくると信じてる。結局フラットハンドによる地形変動の謎は分からずじまいだから後編はそれと関係すると思う。29年前についての不審点も出てくると予測する。解禁するのが少なくとも11月末か12月になりそうでまだ先が長いけど早く読みたくてしょうがない。